2020.2.3
レッスン3
この部屋の中に《この路上に、この窓の外に、この場所に》 見えているどんなものも、私は理解していない。
・・・・・
この概念もこれまでと同様に、どんな区別もせずに適用する。
目に入ってくるものなら何でも、この概念をあてはめる対象としてかまわない。
この概念を適用するのにふさわしいものかどうかを疑ってはならない。
これは、判断を下す練習ではない。
なかには、あなたを感情的にさせるような意味をもつものもあるかもしれない。
そうした感情も退けて、単純にほかのものとまったく同じように取り扱う。
(1:1~7)
演習の要点は、あなたが心の中から過去の連想を一掃し、
ものごとを今見えているままに見て、
自分が本当はそれらをほとんど理解していないと氣づくように助けることである。
したがって、今日の概念を適用する対象を選ぶときには、
価値判断に左右されずに、心を完全に開いておくことが肝心である。
この目的のためには、どんなものもみな同じであり、
等しく適しており、等しく役に立つ。
(2:1~3)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・この部屋の中に見えているどんなものも、私は理解していない。
・外に見えているどんなものも、理解していない。
・この本を私は理解していない。
・このクッションを私は理解していない。
・この窓を私は理解していない。
・この症状を私は理解していない。
・あの人を私は理解していない。
・あの車を私は理解していない。
・あの道を私は理解していない。
・・・・・
「過去」からずっと学んで「意味」をつけて「理解」してきたことから、
一度離れてみましょうと。
「理解しなければならない」という状態からゆるされてみると、
なんだかホッとします。
赤ちゃんの時のように、
ただただ夢中にそこかしこで遊ぶかのよう。
「意味」から解放されて、
全体と遊ぶような無防備さ。
思い出したい感覚です。
思い出すように練習します。