2020.2.14
レッスン14
神は意味のない世界を創造しなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
言うまでもなく、今日の主題概念が、意味のない世界などありえない理由である。
神が創造しなかったものは存在しない。
そして、存在しているものはすべて、神が創造したままに存在している。
あなたの見ている世界は、実在とは何の関係もない。
それはあなたが作り出したものであり、存在していない。
(1:1~5)
今日の演習は、ずっと目を閉じたままで行う。
心を探索する時間は短くし、せいぜい一分までとする。
今日の概念の練習は、心地よく感じられるのでない限り、三回以内にする。
もし心地よく感じられるなら、
それはあなたがこの練習が何のためのものなのかを真に理解しているからである。(2:1~4)
今日の概念は、あなたの世界に書き込んだ考えを消し去り、
そこに神の言葉を見ることを学ぶための、次のステップである。
この置き換えは真に救済と呼べるものであるが、
その初期の段階のいくつかはかなり難しく、苦痛とさえなりえる。
あなたをまっすぐ恐れの中に引き込むこともあるだろう。
しかしあなたがそこに取り残されることはない。
あなたはそこをはるかに超えて進んでいく。
私たちが進んでいる方向には、完璧な安全と平安がある。
(3:1~6)
目を閉じて、思いつくままに世界のあらゆる恐怖を思い浮かべる。
心に浮かんできたら、それぞれに名前をつけてから、その実在性を否定する。
神はそれを創造しなかったので、それは実在のものではない。
(4:1~3)
これが、あなたが見ている、あなた個人の恐怖の目録である。
これらのものごとが、あなたに見えている世界に含まれている。
その中には、共有されている幻想もあれば、あなた個人の地獄に属するものもある。
どちらでも同じことである。
神が創造しなかったものは、神の心から離れたあなたの心の中でしか存在できない。
したがって、それには何の意味もない。
この事実を認識しつつ、今日の概念を繰り返し、今日の練習を締めくくる。
神は意味のない世界を創造しなかった。
(6:1~8)
一日の間にあなたの平静を乱すどんなことにでも適用できる。
神は意味のない世界を創造しなかった。神は【あなたの平静を乱している状況を具体的に述べる】を創造しなかった。だから、これは実在のものではない。
(7:1~5)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目を瞑り、思い浮かんだ世界のあらゆる恐怖を思い浮かべ、
きわけて具体的に言う、という演習です。
・神はあの戦争を創造しなかった。だから、それは実在のものではない。
・神は両親の無力さを創造しなかった。だから、それは実在のものではない。
・神は子宮筋腫と虚弱な身体を創造しなかった。だから、それは実在のものではない。
・神はあの事件になった虐待を創造しなかった。だから、それは実在のものではない。
・神はあの親戚の裏切りを創造しなかった。だから、それは実在のものではない。
・神はあの先生の私的な腹いせのために私を攻撃したということを創造しなかった。
だから、それは実在のものではない。
・・・・・
「空白」を埋めるには、なるべく消し難いものを書き込もうとしたのか・・・。
自分の憎悪に落ち込んでしまいます。
憎悪のままいたいのだろうか?
ここに居たくない。
実在しないと言われてもすんなり受け入れられないけど、
それはそれでもう不自然さを感じます。
実在しないものは存在しない。
無理しないで委ねます。