2020.2.19
レッスン19
私の考えがもたらす結果を体験するのは、私ひとりではない。
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今日の主題概念が、あなたの見方に影響されるのはあなただけではないということの、明らかな理由である。
あなたもいずれ氣づく通り、
ある時は思考に関する主題概念が知覚に関する主題概念よりも先に紹介され、
またある時はその逆になっている。
この理由は、順位は問題ではないからである。
原因と結果は決して分離しないので、思考とその結果は実は同時に起こっている。
(1:1~4)
今日は再び、心はみなつながっているという事実を強調する。
この主題概念が最初から全面的に歓迎されることはまずないだろう。
厖大な責任の感覚がつきまとうように思えるし、
「プライバシーの侵害」とさえ見なされるかもしれない。
しかし、私的な考えというものがないのは事実である。
この概念に対して最初は抵抗を感じるとしても、
いずれあなたも、
もし救済が可能であるのならこれが真実に間違いないと理解するだろう。
そして、救済は神の意志なのだから、必ず可能なはずである。
(2:1~5)
今日の概念を最初に何回か繰り返した後、心の中を丁寧に検索し、
その時点でそこにある考えを見つけ出す。
それぞれの考えを検討するとき、
中心となっている人物やテーマによってその考えに名前をつけ、
それを心に抱いたまま次のように言う。
○○についてのこの考えがもたらす結果を体験するのは、私ひとりではない。
(3:2~4)
練習時間に取り上げる対象をできるだけ無差別に選び出すという条件については、
今ではあなたもよくわかっているはずなので、
今後は、時折、念のためにつけ加えるだけにして、毎日繰り返すことはしない。
しかし、どの練習時間においても、
常に無作為に対象を選択することが肝心であることを忘れてはならない。
この練習で順序を設けないことによって、
いずれは、奇跡に序列はないという認識が、
あなたにとって意味のあるものとなるはずである。
(4:1~3)
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・この人についてのこの考えがもたらす結果を体験するのは、私ひとりではない。
・自分の身体についてのこの考えがもたらす結果を体験するのは、私ひとりではない。
・知らない人についてのこの考えがもたらす結果を体験するのは、私ひとりではない。
・報道についてのこの考えがもたらす結果を体験するのは、私ひとりではない。
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今日の主題概念が体験できる最もわかりやすい例は「夫との関係」です。
夫とは同じスペースを共有していますので、
心の反映がわかりやすいです。
私の見方が変われば、
彼の見方が変わります。
私が攻撃すれば、
彼は攻撃します。
私が愛の中にいれば、
彼は愛の中にいます。
本当に、
シンプルです。
わかりやすく、打てば響きます。
同じように、他の人間関係でも、社会の中でも、
私の「思考」が反映しているのですが、
これまで、「防衛」という「思考」で自動反応してきましたので、
夫のようにすぐすぐの反映を感じられません。
ですが、
奇跡に序列はない
ということです。
私が「他者」や「社会」「世界」に対して距離を設け、
わたしが「わかりにくい」「違う」「危険」と勝手に思い込んでいるのだと氣づきました。
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奇跡講座 のまえがきの「愛」についての箇所。
「卑小な自己」は外界からの承認、外界における所有物、
そして外界における「愛」により、自らを補強しょうとする。
神の創造した自己は何も必要としない。
それは永遠に完全であり、安全であり、愛され、愛するものである。
それは獲得するのではなく分かち合おうとし、投影するのではなく延長しょうとする。
それは何も必要とせず、豊かさを相互に自覚しているので他者とつながることを望む。