2020.2.22
レッスン22
私が見ているのは、復讐の一形態である。
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今日の主題概念は、
自分の心の中に攻撃的な考えを抱く者がどのように世界を見ることになるかを、
正確に描写している。
自分の怒りを世界に投影したことで、
今にも自分に襲いかかろうとしている復讐を目にする。
そうして自分の攻撃が正当防衛として知覚される。
これは自分の見方を進んで変えようという気持ちになるまで、
さらなる悪循環として続いていく。
見方を変えない限り、攻撃と反撃の考えにとらわれたままとなり、
それらの考えを体現する者たちで世界全体が埋め尽くされることになる。
そうしたときに、いったい、どんな心の平安が可能だろうか。
(1:1~6)
あなたが脱出したいと思っているのは、こうした残酷な空想からである。
それが実在しないというのは、喜ばしい知らせではないだろうか。
そこから脱出できるというのは、嬉しい発見ではないだろうか。
あなたは、自分で破壊したくなるようなものを作り出した。
忌み嫌い、攻撃して殺したくなるようなあらゆるものを作り出した。
あなたが恐れているすべてのものは、存在していない。
(2:1~5)
今日はすくなくとも五回、毎回、最低一分間、周りの世界を見回してみる。
視線を一つのものから別のものへ、
一つの肉体から別の肉体へとゆっくり移しながら、
次のように言う。
私は朽ちてゆくものしか見ていない。
私は永続するものは何一つ見ていない。
私が見ているものは実在しない。
私が見ているのは、復讐の一形態である。
そして練習時間の最後には、自分自身に次のように問いかける。
これが私が本当に見たい世界だろうか?
答えは明らかなはずである。
(2:1~9)
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これが私が本当に見たい世界だろうか?
いいえ、望みません。
私は朽ちてゆくものしか見ていない。
私は永続するものは何一つ見ていない。
私が見ているものは実在しない。
私が見ているのは、復讐の一形態である。
これから、いつも思い出した時には、
「自己防衛」の私に寄り添い、
その「攻撃の心」がソッと去るまで、
一緒にいてあげます。
復讐の人生から立ち去ります。