2020.2.23
レッスン23
攻撃的な考えを放棄することで、
私は自分の見ている世界から脱出できる。
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今日の主題概念の中に、
恐れからうまく脱出できる唯一の方法が含まれている。
これ以外の方法はうまくいかず、
ほかのすべては無意味である。
しかし、この方法は決して失敗しない。
あなたが抱いている考えの一つひとつが、
あなたの見ている世界の何らかの部分を構成している。
だから、世界についてのあなたの知覚を変えようとするのなら、
私たちはあなたの考えに働きかけなければならない。
(1:1〜5)
あなたが見ている世界の原因が攻撃的な考えだというのなら、
自分が望まないのはこうした考えであることを、
あなたは学ばなければならない。
世界を嘆いても無駄である。
それは結果にすぎないのだから、変わりようがない。
しかし世界についてのあなたの考えを変えるならば、
確かに意義がある。
そうすれば、原因を変えることになるからである。
その結果は自ずと変わっていく。
(2:1〜7)
あなたの見ている世界は復讐心に燃えた世界であり、
その中にあるものはみな、復讐の象徴である。
「外にある現実」についてのあなたの知覚はいずれも、
あなた自身の攻撃的な考えが映像として表現されたものである。
いったい、これが「見ること」と呼べるだろうか。
このような見方は「空想」と名づけ、
その結果は「幻想」と呼ぶほうがふさわしくないだろうか。
(3:1~4)
あなたは自分で作り出した世界を見ているが、
自分をそうした形象の作者として見てはいない。
あなたは世界自体から救われることはできないが、
世界の原因から逃れることはできる。
これが救済が意味していることである。
あなたが見ている世界の原因が消え去ったとき、
その世界がどこに存在するというのだろう。
今あなたが見ていると思っているすべてのものと入れ替わるものを、
心眼がすでに保持している。
麗しい光があなたの形象を照らすことができ、
憎悪から作られた形象であっても、
あなたが愛せるものに変容させてくれる。
その時には、あなたは自分ひとりでそれらを作り出すのではないからである。
(4:1~6)
今日の概念は、あなたが見ている世界の原因は変えられるので、
あなたはその世界に閉じ込められているのではないという考えを導入する。
この変化のために必要なのは、
まず、原因が識別され、その後、手放されて、入れ替えられるようにすることである。
このプロセスの最初の二つのステップは、あなたからの協力を必要とする。
最後のステップにはそれは必要とされない。
すでにそれまでに、あなたの作り出した形象は取り替えられている。
最初の二つのステップを踏むことによって、
そうであることがあなたにわかるようになる。
(5:1~6)
○○についての攻撃的な考えを放棄することで、
私は自分の見ている世界から脱出できる。
こう言いながら、攻撃的な考えを一つずつ心にとどめ、
その後、その考えを去らせて次の考えへと進む。
(6:4.5)
練習時間には、必ず、攻撃することについての考えと、
攻撃されることについての考えの両方を対象とするようにする。
それらは全く同じものなので、それらの結果もまったく同じである。
あなたはまだこのことを認識してはいない。
だから、この時点では、今日の練習の中で、
それらを同じものとして取り扱うことだけが求められている。
私たちはまだ、あなたの見ている世界の原因を識別する段階にいる。
攻撃するという考えと攻撃されるという考えは異なるものではない
ということをついに学んだとき、
あなたにはその原因を手放す用意ができているだろう。
(7:1~5)
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・身体についての攻撃的な考えを放棄することで、
私は自分の見ている世界から脱出できる。
・マイペースな夫についての攻撃的な考えを放棄することで、
私は自分の見ている世界から脱出できる。
・不十分な自分の育児についての攻撃的な考えを放棄することで、
私は自分の見ている世界から脱出できる。
・両親への不満という攻撃的な考えを放棄することで、
私は自分の見ている世界から脱出できる。
・スタイルが悪いという攻撃的な考えを放棄することで、
私は自分の見ている世界から脱出できる。
・先生のパワハラへの怒りという攻撃的な考えを放棄することで、
私は自分が見ている世界から脱出できる。
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「攻撃心」
それが無意味だったのだとわかり始めました。
ですが、それを私が力技で消すのは不可能なのでした。
攻撃を裁いてもダメなのです。
攻撃を攻撃しても二重の攻撃にしかならないから。
だから、預けるという意欲を持ちましょうと。
「攻撃」の心を持ってしまった本当の理由にたどり着きましょう。
「攻撃」を持ってしまった私に攻撃ではなく百合の花束をあげたい。
あ、匂いがきついのが苦手なら、
優しい色の優しい花びらの可愛いブーケを。
そう思います。
「攻撃」してきた理由がわかり、
それが必要ないことだったとわかり、
それでも「攻撃」を選んでしまった時の衝撃の動揺が消えるまでは、
ゆっくりと一緒にいてあげたいです。