2020.3.4
レッスン33
世界について別の見方がある。
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今日の主題概念は、世界についてのあなたの知覚を、
その外側と内側の両方において変えられるということを、
認識しょうとする試みである。
朝晩の練習には、たっぷり五分間を捧げる。
これらの練習時には、快く感じられる範囲で何度も今日の概念を繰り返すが、
急がずに行うことが大切である。
外界と内界に知覚するものを交互に眺めるが、
その切り替えが唐突にならないようにする。
(1:1~4)
自分の外界のものとして知覚している世界を、
気軽にさっと見回し、その後、
目を閉じて自分の内側の想念を同じように気軽に眺める。
どちらに対しても拘泥せず、淡々としていられるようにし、
一日を通してこの概念を繰り返す際にもその感覚を維持できるように努める。
(2:1.2)
このことには別の見方がある。
(3:4)
苦痛を自覚したらただちに今日の概念をそれにあてはめるのを忘れないようにする。
静かに座って、主題概念を自分に向かって繰り返すのに、
およそ一分ほど必要かもしれない。
こうした形の適用をするときには、目を閉じるほうがやりやすいだろう。
(4:1~3)
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苦痛を感じる時にはいつでも「別の見方がある」と思い出すこと。
自動的な思考は一旦、間を置いてみる。
私の場合、
何かと比較したり、
過去と比べてしまう時、
自分の不甲斐なさに叱咤激励をしてしまっていたのです。
「外側」に原因がないと教えられ、
そしたら責めるのは「内側」になってしまいますが、
そんなふうに「内側」に不甲斐なさを感じ叱咤激励するのをやめて、
「別の見方がある」ということをゆだねるようにします。
それを自分でどうにかせずに、
尋ねてみます。
その優しさにくつろぎます。