2020.3.8
レッスン37
私の聖性が世界を祝福する。
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この主題概念は、世界におけるあなたの真の機能(はたらき)、
いわば、あなたがここにいる理由について、初めてほのめかしている。
あなたの目的は、世界を自らの聖性を通して見ることである。
そのようにして、あなたも世界もともに祝福される。
誰も何も失わない。
誰からも何も奪われることはない。
誰もが皆、あなたの神聖なる心眼(ビジョン)を通して恩恵を受ける。
それは誰にでも当然与えられるべきものを完全に与えるので、
犠牲の終わりを意味する。
そして誰もがすべてのものを得る資格を与えられる。
それが神の子としての彼の生得権だからである。
(1:1~6)
これよりほかに、世界の思考から犠牲という概念が取り除かれる道はない。
それ以外の見方は、どうしても、人またはものごとから代価を要求することになる。
その結果、そのように知覚する者は損失を被ることになる。
しかも、彼にはなぜ自分が失っているのか、見当もつかない。
それでも、あなたの心眼を通して、彼の全一性は彼の中の自覚の中に取り戻される。
あなたの聖性は、彼から何も求めないことによって彼を祝福する。
自らを全一と見ている者は、何も要求しない。
(2:1~7)
あなたの聖性が世界の救済である。
あなたは自らの聖性によって、
世界があなたとひとつであることを世界に教えることになる。
そして、それは、世界に向かって説教をしたり、
何かを告げたりすることによってではなく、
自らの聖性の中ですべてが自分とともに祝福されているという、
あなたの静かな認識を通してなされる。
(3:1~2)
練習は目を閉じたまま続けてもよいし、
望むなら、その後また目を開けてこの概念を周囲の世界にあてはめてもよい。
あるいは、周囲に見えるものとあなたの考えの中に現れてくる人々に交互に適用してもよいし、
(5:1)
あなたが出会う誰にでも、
声を出さずにその人の名前を使ってこの概念を適用すれば、特に役に立つ。
誰かがあなたの中に反発を引き起こすように思えるときは、
必ずこの主題を適用する。
その人に、あなたの聖性の祝福をただちに差し出しなさい。
それによって、あなたは自分の聖性を自覚の中に保つことを習得できる。
(5:1~4)
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・私の聖性がこの洗濯物を祝福する。
・私の聖性がこの食事を祝福する。
・私の聖性がこの身体を祝福する。
・私の聖性がこの肌を祝福する。
・○○さん、私の聖性があなたを祝福します。
・○○さん、私の聖性があなたを祝福します。
・○○さん、私の聖性があなたを祝福します。
・○○さん、私の聖性があなたを祝福します。
・○○さん、私の聖性があなたを祝福します。
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私がここに存在する真の目的は、
存在のすべてを「祝福」することだったのですね。
これまでさんざん「生きている意味」を探し求めてきましたが、
「自我」で世界を見ると、戦々恐々として穏やかではいられなかったし、焦りしかなくて、どこにも見つかりませんでした。
「聖霊」を通して見ると、
「祝福」しかないのです。
納得と安心です。
なんて嬉しいお知らせなんでしょう。
「自我」を自分だと思い込んでいた時は、
恨みつらみのオンパレードで、
それが深い「罪悪」からの波及だったことを忘れ、
本当に長い間、闇のレッスンを繰り返していました。
これからも、ついつい、闇のレッスンをしちゃうかもしれませんが、
このワークに素直に心を開き、
「祝福」という聖職に戻りたいです。