「思考」自体は不確かなもの。
あれは良い、あれは良くない・・・、あれは正しい、あれは間違っている・・・、
あれは美しくて、あれは汚い、あれは優れていて、あれは劣っている・・・・、
それぞれの「解釈」が飛び交っている。
それぞれの「解釈」の違いが緊張をうんでいる。
「違い」に得体の知れなさを感じて恐れる。
わからないものは怖い。
ただそれだけ。
だから、「怖い」と認めて、
その次は「聴く」。
「これは何ですか?」
「教えて?」
「どう思う?」
自分の「思考」は静かにお休みさせてみる。
そしてその「答え」も正面から受け取られてしまったら、
「空」の中に消えていく。
「光」に戻る。
・・・・・
ワークブック レッスン62
赦しは、世の光としての私の機能である。
あなたは被造物とその創造主を攻撃することによって自分のアイデンティティーを拒否してしまったので、あなたのゴールは、自分が誰なのかを発見することである。今、あなたは真理を思い出す方法を学んでいる。というのもこの攻撃は赦しと取り替えられる必要があり、そうすることにより、生命の想念が死の想念に取ってかわることができるからである。(2:3~5)
あなたは攻撃するたびに自分自身の弱さを招き入れ、赦すたびに内なるキリストの強さを招き入れているということを、思い出しなさい。そういうことなら、赦しが自分になにをしてくれるのか、あなたにはもうわかり始めたのではないだろうか。それはあなたの心から、弱さ、緊張、疲労といった感覚をすべて取り除く。恐れや罪悪感や苦痛をすべて取り去る。神がわが子に与えた決して傷つくことのない強さと力を、あなたが再び自覚できるようにする。(3:1~4)