「自我」の作った世界が”無念夢想の時間”だとは完全には思いきれなかったけど、
「自我」の世界を、ちゃんと真っ直ぐ見れば見るほど、
見たくないものもちゃんと見れば見るほど、
そこには何もないんだって明らかになっていった。
私自身もなかった。
「主体」がなければ「客体」はない。
「客体」がなければ「主体」もない。
何もないかわりに、
全部がひとつで愛だった。
「愛」という働きだけがあったのだった。
「愛」という働きそのものとして、
すべてがあったのだ。
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ワークブック レッスン67
愛が私を、愛と同じに創造した。
愛があなたを愛と同じに創造したならば、この自己はあなたの中にあるはずである。そして、あなたの心の中のどこかで、それはあなたが見つけるのを待っているはずである。(3:2.3)
ときどき、氣を散らす考えを追い払うために、今日の概念を繰り返すことが必要かもしれない。また、それだけでは足りず、さらに続けて自分についての真理に関連した考えをつけ加えることが必要になるかもしれない。
しかし、それでもあなたはそうしたところを超えていき、無念夢想の時間を通り抜け、まばゆい光を自覚し、その光の中で愛に創造されたままの自分を認識することに成功するかもしれない。それに成功したか否かに関わりなく、今日、あなたはその自覚に近づくために多くをなすことになるという確信をもちなさい。
(4:1~4)
あなたの心は誤った自己イメージの虜になっているので、あなたは自分自身についての真理をできる限り頻繁に聞く必要がある。(5:2)
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