【目を閉じて、自分は正当に自分に属するものだけを求めているのだと思い起こす。それとともに、奇跡は決してひとりから取り上げられてもうひとりに与えられるようなものではないこと、また、あなたが自分の権利を主張するとき、すべての者たちの権利も擁護しているということも思い起こす。
奇跡はこの世の法則には従わない。
ただ神の法則からその自然な結果として訪れるだけである。
(4:2~4)】
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自分に属するものだけがもうすでにある、ということを思い出すと、安らかさと嬉しさで涙が滲む。
もうすでにあったのに、「ないない」と言い張り血まなこになって、自分を奮い立たせて、深刻な世界をでっちあげていた。
そして意地でも目を開けないでいた。
そっと開けると、自分が属していたところは自然な世界は優しさと愛と新鮮さが泉のように滾々とわき出ている。
どこにも行く必要などなかった。
ゆだねれば、内側の深いところへ誘われる。
極上の愛の泉のあふれるところが最初から属しているところだった。
求めずともあったのだ。
ワークブック レッスン77
私には奇跡を受け取る資格がある。
再び言うが、救済とは何と単純なものだろう!それは単に、あなたの真のアイデンティティーの宣言にすぎない。(1:4.5)
あなたが奇跡を要求する権利は、あなたが抱く自分自身についての幻想の中にはない。それは、あなたが自分自身に付与したどんな魔術的な力に基づくものでもないし、あなたが考案したどんな儀式に依拠するものでもない。
それはあなたの本性についての真理の中に、内在している。
それはあなたの父なる神の本性の中に含まれている。
それはあなたが創造されたときに確保され、神の法則によって保証されている。
(2:1~5)
目を閉じて、自分は正当に自分に属するものだけを求めているのだと思い起こす。それとともに、奇跡は決してひとりから取り上げられてもうひとりに与えられるようなものではないこと、また、あなたが自分の権利を主張するとき、すべての者たちの権利も擁護しているということも思い起こす。
奇跡はこの世の法則には従わない。
ただ神の法則からその自然な結果として訪れるだけである。
(4:2~4)
これを行うとき、あなたは実際には何を求めているわけでもない。
否定のしようのない事実を述べているだけである。
聖霊は、あなたの要請は聞き入れられたとあなたに保証する以外のことはできない。
あなたが受け入れた事実は、事実でしかありようがない。
今日は、疑いや不確かさの入り込む余地はない。
(6:1~5)
あなたは自分に頼って奇跡を見つけようとしてはいないのだから、あなたがそれを求めるときはいつでも充分にそれを受け取る資格がある。
(7:6)
また、完璧な答え以下のもので満足してはいけないということも、覚えておきなさい。
誘惑にかられそうになったなら、すぐに自分に向かって次のように言う。
私は奇跡を不満と取り替えることはしない。
私は自分に属しているものだけを望む。
神は、奇跡は私の権利であると定めた。
(8:1~3)
テキスト 第1章 Ⅰ:14
奇跡ははじまりでもあり終わりでもあり、それゆえに、時系列を変更する。
奇跡は常に再生の肯定であり、後退するようにみえるが実際には前進する。
それは現在において過去を取り消すので、未来を解き放つ。