私は霊であり、神聖な神の子である。
あらゆる制限から自由であり、安全で、癒されていて、全一である。
赦す自由と、世界を救う自由をもった神聖な神の子である。
(7:2)
私が神聖なのは、「特別」に選ばれたからではなく、私たちのすべての本性が、元々、そうなのだから。
「分離」している個人の肉体が自分だ、と信じている間は、このことはどうしても受け入れられない、というか理解できない。
「特別」でいないと生き残れないという「分離」の思考が、「特別性」を手放そうとしないから。
だけど、心を静めて、静かに目を閉じれば、すべてが一つなのだと思い出されていく。
ほんのわずかな時間を、この真実に差し出してみる。
外側に向けて、自分と世界を裁き続ける心を休めて、ただただ、内側に休らう時間を持ってみる。
最初は、休らう時間を惜しいと思ったり、それどころじゃない、私は外側を整えることで忙しいんだ・・・などと色々理由をつけて、やらないだろうけど、
だけど、一度、内側の休らぎの「確かさ」の源泉にふれると、そこに圧倒的な光が雪崩れ込んでくる。
なので、「外側」から目を離してみよう。
そっと「闇」をわきに置こう。
この究極の真理の気づきに必要なのは本当にわずかな意欲だけなのだ。
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ワークブック レッスン97
私は霊である。
今日の主題概念は、あなたが一なる自己と同一であると告げる。
分裂したアイデンティティーは受け入れず、対立する要素を絡め合わせて一体性を織り上げようともしない。
ただ単純に真理を述べる。
あなたの心を戦場から平和で静かな場所へと運ぶこの真理を、今日は何度も練習する。
あなたの心の狂気が赦され、分裂したアイデンティティーという幻想が放棄されたので、どんな恐怖の戦慄も入り込むことはない。
(1:1~5)
奇跡は時間を利用するが、時間に支配されないので、あなたが差し出す数分間は幾重にも倍増される。
救済は、最初で最後の奇跡である。
最初でもあり最後でもあるのは、それがひとつのものだからである。
(3:3.4)
だから、こうしたわずかな時間を喜んで差し出し、その傍らに時間を超えるものを置いてくれると約束した神を、頼りにしていなさい。
神はあなたの小さな努力のすべてに、ご自身の強さのすべてを添えてくれるだろう。
今日、神があなたから必要としている時間を差し出しなさい。
それがあなたを助け、あなたは自分が神の中にとどまる霊であることを、神とともに理解するだろう。
あなたは、自分が一切の生きとし生けるものに神の声を通して呼びかける霊であり、誤りを単純な真理と取り替えることができる霊であることを、理解するだろう。
(4:2~4)
今日は毎回の練習時間を喜んで聖霊に差し出そう。
そうすれば聖霊はあなたに語りかけ、あなたが霊であり、神と聖霊と兄弟とあなた自身の自己とひとつであることを、あなたに思い出させてくれるだろう。
今日、聖霊が差し出す言葉をあなたが口にするたびに、あなたを安心させる聖霊の声に耳を澄ましなさい。そして、それらの言葉が真理であることを、聖霊からあなたの心に教えてもらいなさい。
これらの言葉を誘惑に対して用い、もしあなたが自分は霊以外の何かであるという信念に屈すれば引き起こされるはずの残念な結果を免れよう。
聖霊は、今日あなたに平安を与える。
(8:1~5)