自我という思考は、ずっと私を混乱させ続けてきた。
欠乏という思考は、ずっと私を外につなぎ止め、内側に向かないようにしてきた。
「静けさ」とは。その思考から解放される、ということ。
その「静けさ」というそのものが「豊さ」という恩寵そのものなのだ。
この「静けさ」に安らう。
この至福に歓喜する。
噴水のように湧き上がる幸福感の中に寛ぐ。
感謝以外の感情がわかない。
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ワークブック レッスン106
私が静まって、真理に耳を傾けられますように。
もしあなたが、自我がいかに大声で呼びかけてくるように思えてもその声に耳を貸さず、あなたが本当にほしいものは何一つ与えてはくれない自我のつまらぬ贈り物を受け入れず、救済とは何かをあなたに教えてはくれなかった心を空にしてよく聞こうとすれば、あなたには力強い真理の声が聞こえてくるだろう。
その声は、力に満ちた静けさをたたえ、静けさの中で強さに溢れ、自らが与えるメッセージを完全に確信している。
(1:1)
私は静かにして、真理に耳を傾ける。
与え、受け取るというのは、何を意味しているのだろうか。(7:5.6)
そう尋ねてから、答えを予期して待つ。
あなたの求めていた答えは、長い間あなたに受け取られるのを待っていた答えである。
そうしてあなたはここで果たすべき聖なる任務を開始し、「与えることは、失うことである」という考え方から、この世界を解放するだろう。
そのようにして世界は、理解して受け取るための準備が整う。
(8:1~4)
今日は静かにして、真理に耳を傾けなさい。
五分間、耳を澄ますたびに、幾千もの心が真理に向かって開かれ、あなたが聞く神聖な言葉を聞くだろう。
そしてまた一時間が過ぎたとき、あなたは再び、真理を求めて立ち止まるさらなる幾千もの心を、あなた自身と一緒に解放するだろう。
(9:1~3)