どれだけの間、赦そうとしない夢を見続けていただろう。
そうして、その夢に入り込んでいる間であっても、神に抱かれ、その腕の中で眠りこけていただけだった。
目を覚ますだけでよかった。
眠っているふりをしてても、神はそっとしてくれておいた。
自らが目を開けるまで、そっと抱きしめてくれていた。
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復習 Ⅳ
序
私の心の中にあるのは、私が神とともに考えている思いだけである。
(2:2)
真の赦しの欠如を巧みに隠している数多くの形態について理解することから、私たちの準備を始めよう。
それらはすべて幻想であるから、その正体の通りに知覚されてはいない。
そしてその正体とは、赦したくないというあなたの想念が見えるものとなって認識されるのを防ぐための防衛である。
その目的は、あなたに別の何かを見せることであり、訂正のかわりとなる自己欺瞞を通して、訂正を阻止することである。
(3:1~3)
・・・自分が読むレッスンを理解してその意味を捉えられるように、自分の心を準備する。(4:4)
さらに、一日のはじまりには、その日の学びに備えて心を準備する時間をもつようにする。
それは、自由と平安の中で、その日に復習する主題概念があなたにもたらすことができるものを、あなたの心が学べるように準備する時間である。
あなたの心を開き、欺こうとする想念を一掃しなさい。
(5:1~2)
その日が、神が定めた道筋にそったものとなり、あなたがその日に受け取るすべての想念を神の心に一任することになる。
(5:4)
その想念とともに少しの間静かな時をすごす。
(8:1)
そのようにして神の言葉をもち続ける練習をするあなたに、神は感謝する。
そして、あなたが、眠りにつく前にもう一度その日の二つの概念に心を向けるとき、神の感謝が、あなたを平安の内に包む。
神の意志は、その平安の中をあなたの永遠の住まいとして定めており、あなたは今それを、自分が継承している賜物として再び自分のものにすることを学んでいる。
(10:1~2)
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レッスン141
私の心の中にあるのは、私が神とともに考えている思いだけである。
(121) 赦しが幸せの鍵である。
(122) 赦しは、私が望むすべてを与えてくれる。