「愛」はふさわしくない、ということにしておこうとするという自我意識。
だから、不十分さを演出し、それを捏造し、ストーリー化させて、そのストーリーに入り込み、分離意識を味わっている。
人を責めることがなくなったら、今度は自分を責める。
罪悪のストーリーを終わらせないようにしている。
人間関係で問題があるとかないとか、身体に問題があるとかないとか、お金があるとかないとか、人気があるとかないとか、才能があるとかないとか、と、欠如のストーリーをでっち上げ、自我意識に留まり続けるために、責めたり、恐れたりする。
自我のストーリーの中でどうにかしようとすればするほど、それを、リアル化させてしまい、深刻さが増すばかりになる。
「スピリット」は、物質世界がどのようであっても、全く関係ない。
「霊」は、「空」で「愛」で「全一」なのだ。
ただそうである、という氣づきの中にあればいい。
だから、物質世界で見る「違い」の動揺や反応を、「訂正」の機会としてのみ扱う。
「個」として存在するための、価値や評価や罪悪の材料にする必要はない。
この扱いに注意深くありたい。
ワークブック
復習
レッスン147
私の心の中にあるのは、私が神とともに考えている思いだけである。
(133) 私は無価値なものに価値を置かない。
(134) 私は赦しをありのままに知覚できますように。