苦痛を終わらせるためにあらゆることをしてきたけど、
それによって苦痛をでっちあげ、強化してきた。
過去を振り返ったり、未来に期待を託せば託すほど、苦痛を選択しているのだ。
肉体を信じ、タイムラインに参加すれば、苦痛はセットになってついてくる。
時系列に生きてるという幻想は苦痛を作り続ける。
どこを見るかはゆだねられている。
罪人という夢を見たければ、自我の夢のままが続く。
神の子という実在を選べば、癒しと救済がもたらされる。
「今」という瞬間だけがリアル。
「今」は完全無欠。
「今」=「神」に抱かれよう。
平安、喜び、祝福の只中に。
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ワークブック
レッスン190
私は苦痛のかわりに神の喜びを選択する。
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苦痛とは、間違った見方である。
どんな形で体験されようと、苦痛は自己欺瞞の証である。
それはまったく事実ではない。
苦痛が纏う形で、正しく見られることによって消滅しない形はない。
(1:1〜4)
苦痛とは、神の子が自分が何であるかについて誤解していることを証言するものにほかならない。
それは、犯されたはずもない罪や、攻撃不可能なものを攻撃したことに対する厳しい報復の夢である。
それは永遠なる愛に見捨てられる、という悪夢であるが、永遠なる愛は、自らが愛をもって創造したわが子を見捨てることはあえりえない。
(2:2〜5)
苦痛は、真理にかわって幻想が君臨していることのしるしである。
それは神が否定され、恐れと混同され、狂気として知覚され、神ご自身に反逆するものと見なされていると実証している。
もし神が実在するなら、苦痛は存在しない。
もし苦痛が実在するなら、神は存在しない。
(3:1〜4)
あなたに苦痛を引き起こすのは、あなたの想念だけである。
心の外にある何ごとも、あなたを痛めつけたり傷つけたりはできない。
あなた自身よりほかに、あなたに近づき圧迫することのできる原因となるものはない。
自分に影響を及ぼすのは自分自身だけである。
この世界には、あなたを病気にしたり、悲しませたり、か弱く、脆いものにするだけの力をもつものは存在しない。
(5:1-5)
神聖な兄弟よ、少し考えてみなさい。
あなたに見えている世界は何もしない。
それにはまったくどんな影響力もない。
それはただ、あなたの想念を表しているにすぎない。
あなたが自分の心を変えると決め、自分が真に欲するものとして神の喜びを選ぶとき、それはすっかり変化するだろう。
(1:1〜4)
それ自体が結果であるこの世界は、さらなる結果を生みはしない。
(7:3)
苦痛は幻想であり喜びが実相であるという学びである。
苦痛は眠りにすぎず、喜びは目覚めである。
苦痛は偽瞞であり、喜びだけが真理である。
(10:4-6)
だから再び私たちは、為しえる唯一の選択をする。
すなわち、幻想か真理か、苦痛か喜びか、地獄か天国かの選択である。
そして苦痛のかわりに喜びを、罪のかわりに聖性を、葛藤のかわりに神の平安を、そして、世界の闇のかわりに天国の光を自由に選びながら、私たちの教師への感謝を胸(こころ)で満たそう。
(11:1-2)