外があると自作し、外から防衛するために、偽りの自己を作り出していた。
いつまでたっても世界を白々しく感じていたのは、自分自身が白々しかったから。
いつまでもリアルな自己をゆるさずにいたから。
いつまでもどこまでも防衛だった。
自分で自分をいつまでも罰しているのだ。
危険な世界が終わらないという夢の中に閉じ込めていた。
分離を投影し続けているのだ。
わずかでも疲弊感があるのなら、それは作られているもの。
でも気づけばいい。
微細な違和感を露にしていく。
自作自演の「私」をそこらへんにただ置いておく。
邪見にする必要もなく、腫れ物として扱うでもなく、
何でもないものとしてそこに置く。
慈愛。
意欲だけでよくて。
リアルなテンションに戻る。
安らぎに包まれる。
・・・
ワークブック
レッスン277
自分で作り出した法則で、私があなたの子を束縛しませんように。
・・・・・
父よ、あなたの子は自由です。
肉体を支配するために私が作り出した法則で彼を束縛してきたなどと、私が思い描くことがありませんように。
彼は、私が肉体をより安全にしようとして作り出したどんな法則にも支配されません。
彼が可変のものにより変化することはありません。
彼はどのような時間の法則にも隷属しません。
愛の法則以外の法則を知らないのですから、彼はあなたに創造されたままの存在です。
偶像を崇拝しないようにしよう。
そして、偶像崇拝が神の子の自由を隠すために作り出そうとする法則を、信じないようにしよう。
神の子は自分の信念以外の何によっても束縛されない。
しかし彼の本性は、彼が隷属を信じるか自由を信じるかといったことを、はるかに超えている。
彼は父の子であるからこそ自由である。
神の真理が嘘をつき、神がご自身を欺こうと意志するのでない限り、彼が束縛されるということはありえない。
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