今も刻みいれている記憶の数々。
ひとつひとつを空(くう)に放り出す。
方向性を失い、そこでただ認められ、見抜かれ、静まっていく。
これだけでいい。
恋焦がれたイエスは此処かしこに。
聖なる瞬間の連続。
慈しみのシャワー。
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ワークブック
レッスン288
今日、私が兄弟の過去を忘れることができますように。
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この概念が、あなたへの道を先導し、私をゴールへと連れていってくれます。
兄弟を伴わずに、あなたのもとには至れません。
そして、自分の源を知るためには、私はまずあなたにより私とひとつものもとして創造されたものを認識しなければなりません。
あなたへの道を行くとき、兄弟の手が私を導く手となります。
彼の罪は私の罪とともに過去にあり、過去は過ぎ去っているので私は救われています。
私が過去を自分の胸の中で大切にすることがありませんように。
さもなければ、私はあなたのもとへ歩むための道を失うでしょう。
兄弟は私の救済者です。
あなたが与えてくださった救済者を、私が攻撃することがありませんように。
御名を冠する兄弟を讃えさせてください。
そして、その名が私のものであることを思い出させてください。
だから今日、私を赦してほしい。
兄弟を聖性の光の中に見るとき、あなたは自分が私を赦したと知るだろう。
彼が私よりも神聖でないということはありえず、あなたが彼よりも神聖だということもありえない。
(全文)