私の苦しみや損失や悲しみの感覚、心配や疑念を放棄するということ。
個人に執着するということは、この感覚に執着するということ。
これをただ止めればいい。
こんな簡単なことなのに、悪戦苦闘してきた。
無垢さ、無邪気さ、純粋さをゆるす。
素直になる。
その安堵の中で神に包まれる。
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ワークブック
レッスン323
私は喜んで、恐れを「犠牲」にする。
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これのみが、あなたが愛するわが子に求める唯一の「犠牲」です。
あなたが求めておられるのは、わが子があらゆる苦しみや、損失と悲しみの感覚や、心配や疑念を放棄することであり、あなたの愛が彼の自覚に自由に流れ込んで彼の痛みを癒し、あなたの永遠なる喜びが彼に与えられるようになることです。
それが、あなたが私に求め、私が喜んで差し出す「犠牲」であり、世界の救済のために、あなたについての記憶が私に戻されるのに必要な唯一の「代価」です。
その恩義を返すとは、単に、自己欺瞞や、誤って崇拝した形象を放棄することにほかならない。
私たちはもうこれ以上欺かれない。
今や愛を自覚できる。
そうして私たちは再び平安に包まれる。
恐れが去り、愛だけが残っているからである。
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