”求める”気持ちや行為を観察すると、「苦痛」なんだとわかる。
何かを手に入れないといけないという思いも、手に入れたら、今度はそれが失われないようにしなければならないという思いも、どちらにせよ、全部「苦痛」。
この世界は苦痛を生み出すように作られている。
その世界に張り付こうとするのは罪を信じているから。
2元の世界の夢。
今すぐ、内側の「ある」につながろう。
それだけが、実在している。
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レッスン339
私は自分が要求するものを受け取ることになる。
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誰も苦痛を望みはしない。
しかし苦痛を快楽と考えることはできる。
誰も自分の幸福を避けたいとは思わない。
しかし、喜びには苦痛や脅威や危険が伴うと考えることはできる。
誰もが自分が要求するものを受け取ることになる。
しかし、自分が望むものや、達成したい状態について、混乱することは充分にありえる。
そういうとき、実際に受け取ってみて望ましいと思えるようなどんなものを要求することができるだろうか。
彼は自分を脅かし、苦しみをもたらすものを要求したのである。
今日は、苦痛を喜びと、恐れを愛と間違えたりせず、恐れを抱かず一日を過ごせるように、自分が真に望むものだけを求めるという決心をしょう。
父よ、今日はあなたの日です。
自分ひとりで何かをしようとせず、為すことすべてにおいてあなたの声を聞こうとする日です。
あなたが与えてくださるものだけを要求し、あなたが共有してくださる想念だけを受け入れます。
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