奇跡とは、五感の解釈を通さないものの見方が起こることとも言える。
多い少ない、上下、優劣、良い悪い、きれい汚い、損得、勝ち負け、、、。
相変わらず、自我の世界は騒がしいけど、そう感じるのは、そこに意味を見ているから。
優しいまなざし、正気のまなざし、愛の法則は、それを素通りして、その出所に戻る。
分離する前の、「全体性」にとどまり、つながったままでいる。
この世界で奇跡を見続け、それを、喜ぶことが、私たちの唯一の働き。
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ワークブック
レッスン345
私は今日、奇跡だけを与える。奇跡が私のもとに戻ってきてほしいからである。
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父よ、奇跡は、あなたからあなたの子への贈り物の反映です。
私が与えるどの奇跡も私のもとに戻り、愛の法則があまねく一切にあてはまることを思い出させてくれます。
この世界にあっても、愛の法則は認識可能な形、作用していることがわかる形を取ります。
私が与える奇跡は、私が知覚する問題に対処するために必要な形で与え返されます。
父よ、天国では必要というものが存在せず、状況は異なります。
しかしここでは、奇跡は、私が与えることのできるほかのどんな贈り物よりもあなたの贈り物に近いものです。
今日、この贈り物だけを与えることができますように。
それは、真の癒しから生まれ、あなたを思い出すために私が進むべき道を照らす贈り物です。
今日、すべての探究者の胸に平安あれ。
疲れた世界を祝福するために、光が奇跡を与えにやってきた。
世界は今日、休息を見出すだろう。
私たちが自ら受け取ったものを差し出すからである。
(全文)