本当にすべてを誤解してきました。
「そうである必要はないと知りなさい」(テキスト第4章 Ⅳ.2:2)
自我の気まぐれで不安定な感覚を土台にしてきました。
心がさまよっているのを、ただ積極的に退けるだけでした。
そうすれば、いつでもゆるぎなさに包まれていることに気づくのです。
こんなに簡単に気持ちが清々しくなっていいのもかと、自我はまた後ろめたさを持ち出して、軽さを取り去ろうとしますが、退いたまま静かにします。
そうして、愛の中で安らぎ喜びます。
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ワークブック
レッスン359
神からの答えは何らかの形をした平安である。
苦痛はすべて癒され、不幸は喜びに入れ替わる。
すべての牢獄の扉は開かれ、あらゆる罪が、一つの間違いにすぎなかったと理解される。
父よ、今日私はあなたの世界を赦し、被造物をあなたご自身のものとします。
私たちはすべてのものを誤解してきました。
けれども私たちは神聖な神の子を罪人に作りかえていません。
あなたが罪無きものとして創造なさったものは、永遠にそのままであり続けます。
それが私たちです。
ですから私たちは、自分たちが犯したのは間違いにすぎず、それが自分を真に変化させなかったと学んで、喜びます。
罪は不可能です。
そしてこの事実ゆえに、赦しは、私たちが見ている幻の世界よりもずっと堅固な土台の上に立っています。
贖われたいと望む私たちが、赦せるように助けてください。
心安からでありたいと望む私たちが、赦せるように助けてください。
(全文)