心が悲しみと恐怖に覆われていた。
そしてそれを作ったのは私だった。
こんな単純なことなのに、本当に長い間、認めなかった。
ただ平安であることに身をゆだねる。
こんな楽なことをしてこなかった。
平和に笑うことを許さなかった。
世界への目的と自分の目的が変わる。
その意欲だけを求められている。
あとは聖霊に連れていってもらおう。
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ワークブック
レッスン200
神の平安のほかに平安はない。
これ以上探すのはやめなさい。
神の平安以外に平安は見つからない。
この事実は受け入れなさい。
(1:1~3)
ここが最後には誰もが到達する執着地点である。
ここで、あるはずのないところに幸福を探して見つかるかもしれないという希望がすべて放棄される。
傷つけることしかできないものによって救われ、混沌で平安を作り出し、苦痛で喜びを、地獄で天国を作り出せるかもしれないという望みもすべて手放される。
負けることにより勝とうとし、生きるために死のうとするのはもうやめなさい。
あなたはただ敗北を求めているだけである。
(2:1~3)
けれどもあなたは同じようにたやすく、愛や幸福や、果てしない平安の内にある永遠の生命を求めることもできる。
これを求めなさい。
そうすれば、あなたは必ず勝利をおさめるだろう。
あなたがすでにもっているものを求めるのだから、うまくいかないはすはない。
偽りのものを真実にしたいと求めれば、失敗するしかない。
空虚な想像の産物について、自分を赦しなさい。
そして、見つけられないものをこれ以上探すのはやめなさい。
開かれた目で見さえすれば、あなたを迎え入れようとして扉が難なく開き、目の前に天国が見出せるというときに、地獄を延々と探し回るのはあまりに愚かなことではないだろうか。
(3:1~6)
家に帰ってきなさい。
あなたは見知らぬ場所や異質の形態を何とかして意味あるものにしようとしてきたが、いまだにそれらはあなたにとって何の意味もなく、そうしたものの中にあなたは幸福を見出してはないない。
あなたはここでは異邦人である。
しかしあなたには、この世界が誰にとっても牢獄や留置所とは思えなくするための手段を見つけることができる。
(4:1~5)
しかし脱出口と見つけたいのなら、この世界の目的について自分の心を変えなければならない。
(5:2)
今、静寂がある。
これ以上探すのはやめなさい。
今やあなたは、かって追求した失望の木々から落ちた偽りの欲求という落ち葉で敷き詰められた道までやってきた。
今、それらはあなたの足元にある。
そしてあなたは、あと一瞬の間だけ役目を果たす肉体の目で、天を見上げる。
平安はついに、すでに認識されたものとなっている。
そして、あなたは、平安が自分の心をすっぽりと優しく抱擁し、慰めと愛でくるむのを感じる。
(10:1~6)
平安が神からのものであるなら、平安とは融合と同じものだからである。
私たちはもうこれ以上探すことはしない。
(11:6)