「沈黙」が最高の言葉だったのだとようやくわかった。
そして、これからも、「音」が消えていくさまを見守りつづける。
それが最高で最大で究極の生きがい。
これ以上の喜びはなかった。
至福の「沈黙」のシャワーを浴び続け、それは延長されていく。
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ワークブック
レッスン254
私の中で、神以外の声がすべて静まりますように。
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父よ、今日はあなたの声だけを聞きたいと願います。
御声を聞き、御言葉を受け取るためだけに、このうえなく深い沈黙の中で、みもとに参ります。
私の祈りはただ一つ、あなたから真理を受け取るために、あなたのみもとへ向かうこと、それだけです。
そして真理とは、あなたの意志にほかならず、私は今日、それをあなたと共有します。
今日、私たちは、自分の言葉や行為が自我の考えに支配されないようにする。
そのような考えが生じたら、静かに後ろへ退いてそれらを見つめ、
その後、それらを手放す。
私たちは、そうした考えがもってこようとするものを望まない。
だから、それらを保持することを選ばない。
それらは今、静まっている。
神の愛により聖域となったその静けさの中で、神は私たちに語り、
私たちの意志を教えてくれる。
それは、私たちが神を思い出すという選択をしたからである。
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