私の中の”もう一人の私”とどのくらい真摯に関わってあげられているか?
この関わり方の深さが「浄化」のポイントなんだとつくづく思っています。
「浄化」=「”愛”を阻む障壁が取り去られた状態」としての表現です。
もう一人の私はどんな様子なのかな?
悲しんでる?怒っている?怖がっている?
フッと感じた感覚があれば、
そのもう一人の私が氣が済むまで、その感覚を感じるのを一緒に感じてあげる。
何も言葉(会話)は必要なくて、
(※ここがとても重要かもしれません。以前はセラピーとして話しかけていましたが、そうすると、ただのコントロール、ただの説得になってしまいます!ただ相手が何かしらの言葉やイメージを送ってきたら、ただそれを受け取ります。)
とにかく、その時にある感情感覚を一緒に感じてあげる。
悲しみ?
怒り?
恐怖?
寂しさ?
落胆?
その、もう一人の私だけだったら、ちゃんと感じ切ることが出来ずに、拗ねたり諦めていたり我慢していた未完了のその感情感覚を、
今の私が一緒に感じてあげる。
言葉を介さず、
とにかく一緒に感じてあげる。
一緒だと、心強いし安心して少し気楽になっていく。
そのうちどんどんその感情感覚のカタマリが溶けていくまで・・・。
そのまんま、スヤスヤ眠ってしまうかもしれないけど。
気が済むまで、
どんどん”もう一人の私”と信頼関係ができていく。
そうやって信頼が生まれると、
外側にそれが延長されていく。
私の場合は、夫との関係にダイレクトに延長されていきました。
いつも一番近くにいるので、わかりやすいのです。
「奇跡のコース」で「心」への意欲が育ってからは、
驚くほど、とても顕著に表れます。
私の見方が変われば、彼の見方が変わります。
私が心を開けば、彼が心を開きます。
私が攻撃すれば、彼が攻撃します。
私が喜んでいれば、彼が喜んでいます。
私が愛の中にいれば、彼が愛の中にいます。
連れ合ってもうすぐ28年ですが、
この歳になってから、こんなにわかり合えるなんて思っていませんでしたから、
「奇跡」だと思います。
・・・・・
この本当の原因は、
私が、"もう一人の私"と、チグハグだったのですね。
その投影だったのです、、。
今、ようやく、私ともう一人の私は、信頼関係で一体化しはじめました。
そして、打てば響くように、
私と彼(外側の私)の関係にも信頼が育まれていってるのでしょう。
これは、
夫婦じゃなくても、
今一番近いと思っている人との間、例えば、親や子供や友人やさまざまな関係の隣人で体験出来ると思います。
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そして、大切なのは、あくまでも、
私ともう1人の私との関係であり、
「内側」の世界。
その延長として、たまたま、パートナーや身近な人とのコミュニケーションが、開かれたものになる。
だから、注意しないといけないのは、外側の変化を求めるために、内側をどうにかしようとするのではなくて、
シンプルに、一番近くて、一番遠くなっている「もう一人の私」と、本当に関わってあげること。
このお方との関係がなりよりも大切だったと氣がつくこと。
外側に求める必要はなかったのだなーという氣づきが起きて、「自由」を思い出すこと。
「生命」(ここに存在してる)意味も、この関わりにあるのだと思っています。