【奇跡講座】 気づきメモ ~Humming~

「欠乏」の夢から目覚めると、「愛」そのものがわたしたちでした。

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

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はてなblogは10周年だそうです。

はてなblogさん、お世話になってます、ありがとうございます。

 

こういう企画の記事に参加するのは初めての挑戦です。

「10年で変わったこと・変わらなかったこと」というお題。

これまでの10年を振り返ることで、

なんかまだ心の隅っこに残ってるものが出てくるかもしれないので書いてみました。

 

この10年ということは44歳~54歳。

本当に濃い日々でした。

我が家が建ったのもこの頃で、子供たちは高1、高3。

 

新しい家でのスタートはとても嬉しかったですが、約10年悪化し重症化していた子宮筋腫での大量出血で入院。

子宮全摘出のはずがセカンドオピニオンで奇跡的に全摘せずに回復。

 

その後、身体にエネルギーが少しずつ戻り始めることで、かねてより学んでいた心理の追求を益々深めていきました。

 

催眠療法ヒプノセラピー)の学びがすすんでいくことで「潜在意識」の真の仕組みが明らかになっていき、これまで、得体が知れなかった自分の心の闇に、徐々に光が差し込んでいきました。

 

どこをどうみても真っ暗闇だと思っていた「自分の心」に変化が起きていったのです。

 

ある日、パチンって風船が割れるように「あれ?私こんなに自分を責める必要はないよね」って、

「自責の念」のカラクリが解けていったり、「肉体は自分ではない」、という一瞥体験なども起こったりしました。

 

当時、アロマセラピーなどのボディケア中心の施術者から、「心」を扱うカウンセラーに移行しつつあり、セラピースクールのヒプノトレーナーとして、少しずつ、「心」の変化での実体験や日々氣づいたことを全部フィードバックしながら、受講してくださる方々と氣付きを拡げていっていました。

 

一生懸命でした。

 

また、心の違和感に正直になり、実家の人間関係のしがらみに向き合うようになりました。

勇気が必要でしたが、これまでがんじがらめだったパターン化した関係を辞めていきました。

 

そうやって、少しずつ自分を縛っていた苦しみのストーリーから離れることで、重荷が減っていきました。日常は見違えるように良好に変化していきました。

 

だけど、まだ常に何かが足りないような満たされない感覚があり続けました。

 

まだまだ何かしら漠然とした不安感や罪意識や防衛心がありました。

 

心に「闇」は居座っていました。

 

このころは物質の世界(二元)をベースに考えていましたので、「進化」や「宇宙」が、求めていた最大の答えだと信じていました。

 

ですが、「これが確かな答えだ!」と掴んだはずの真実が、次の日には「不確か」になっていました。

 

真実だと思っていたものが、スルっと逃げるのです。

 

なので、毎回毎回、最新の氣づきを見つけ、書き換える必要がありました。

 

そしてそれを「これが進化なのだ」と捉えていました。

だけど、どこまでもいつまでも「進化」しなければいけないことに漠然とした疑問はありました。

 

どこまでも広がるのが宇宙なのだから、この道を進めばいいんだって言い聞かせていましたが、

正直、心の奥は、疲れ果てていて、不安だし、怖いし、一喜一憂することにも、頑張り続けることにも、うんざりしていました。

 

どこまでも果てしなく続く”ぬか喜び”に疑問、疑念があり続けたのでした。

 

そんな当時、すでに「奇跡のコース」に出会っていましたが、「自我」が強烈に居座っていたので、「奇跡のコース」を横目にしながらも、抵抗の方が強く、しっかりと取り組むことはありませんでした。

 

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ずっと、なによりも一番苦しかったのは、「内側に愛が湧かない」ということでした。

 

この不感症的な感覚が何より嫌でしたし苦しかった。

 

この不感症な感覚は幼少期のトラウマが原因だからと思っていて、たくさんのセラピーを重ねてきました。

 

ヒプノやゲシュタルト療法などで「感情」を解放し、「思考」を訂正したり、ありとあらゆる「心」のアプローチを重ねました。

 

このように「心のしくみ」は頭ではわかっていても、「愛」は湧きませんでした。

 

「不感症」な感覚は続いていました。

 

自分にも、人にも、社会にも、世界にも、不感症、不信感、不満、不満足感が消えないまんまでした。

 

そして、だからこそ、突き動かされるように、日々、セラピーや氣づきのわかち合いを続けました。

 

誰かと氣づきをわかち合っていけば、きっと愛を思い出せるはず!

わかち合うことで、つながることで、いつかきっと不信感は去っていき、「愛」が湧いてくるはず・・・・・・!

 

だけど、そうやって、つんのめってムキになっていけばいくほど、掴んだ!と思った真実と愛がスルっスルっと逃げていくのでした。

今から2年前までそんな感じでした。

 

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この10年中の最後の2年間が大きな転機でした。

 

私にとっては大きな決断をしました。

これまで築いてきた仕事を離れました。

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そして、もう一度、本気で「奇跡のコース」に向き合いました。

 

大きな転機、大きな変化がありました。

 

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それは、「愛」に溶けることができるようになったことです。

 

「個人」という夢から離れ、「純粋な空間」が本来の私たちなのだという氣づきが起きたのです。

 

これまで「愛」を誤解していたのでした。

 

自我の解釈した「愛」は「愛」ではありませんでした。

 

「個人」という自我のままでは、「愛」は理解できていなかったのです。

 

物心ついたときから、求めていた「愛」を覆っていたのは「個人」という自我でした!!

 

そして「愛」はありました。

 

「愛」とは、私たちが頑張って手に入れなければいけないような限定的なものではなくて、

 

もとより自発的で、絶対的なもの。

 

その「愛」そのものにチューニングするだけ!!だと氣づいたのでした。

 

しかも、それは自分の内側へのチューニングです。

 

外ではないのです。

 

外に向けていた心を内側に向けるのです。

 

「奇跡講座」は、「愛」の意味、「ゆるし」の意味をキッパリと教えてくれました。

 

「奇跡講座」の「ゆるし」の定義を受け入れなければ、「愛」にたどり着けませんでした。

 

自我では理解できない「ゆるし」の定義。

 

実在するものだけが「愛」である。

それ以外は存在しないので、そもそも「ゆるさなければいけない」ものなど存在しない。

 

「愛」だけが実在している。

 

自我は「愛」以外を見ようとする。

ということは、何も見ていないということ。

 

「愛」だけが本質であり、私たちは本質なのだ、ということ。

 

私たちは実在するものだけを見る~、という意欲をもつだけなのです。

 

これはとにかく最高に幸せなことでした。

 

私はこれ以上、もう何も求める必要を感じていません。

 

大満足です!

 

10年で変わったのは、「愛」の中に溶け入られていること!です!

 

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変わらなかったことは、

 

自我の世界での私はそのまんまだということです。

相変わらず、ダメなところはそのままダメだし、不得意なものは不得意、体力はそんなにないし、不器用だし、頑張れないし、根性もない、体型もほぼ変わらず。

 

自我はそのまま自我として変わりようがないです。

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ただ、そこに力を見ていません。

それを問題だ、変わらなければいけないことだ、と捉えることはなくなりました。

 

そして、自我をただ見つめます。

 

すなわち「愛」に溶ける、「純粋な空間」としての時間が、本当の時間だとわかったのです。

 

何よりの幸せです。

 

感謝、感謝、感謝です。

 

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「これが私の人生?」と心に疑問がわいた時、

 

心も身体もヘトヘトだ、もう限界かも・・・と「心の悲鳴」に氣づいて立ち止まった時、

 

それが変容の始まりです。

 

これまで、「何を軸」にして生きていたのか?その最初の一歩のズレを見ていくために、このblogを書いています。

 

最初の一歩の氣づきと訂正が、「欠乏の私たち」から「満ち足りた本来の私たち」へシフトしていきます。


最初の一歩のズレが見直されていくことで、「満ち足りた本来の私たち」への氣づきと移行が導かれるのです。

 

私自身、ずっと最初の一歩がズレたままで、違和感と共にずっと生きづらく、生きてきました。

そして、「奇跡講座」「非二元」にて、最初の一歩のズレに氣づき、「今ここ」という新鮮な歓びの人生を思い出しました。

 

人生に問題や疑問をもっておられる方、

なぜかこのblogが気になる方、

ご縁がある方との出会いを心から楽しみにしております。

 

「奇跡講座」の読み合わせを通して、「本来の私たち」を思い出しましょう。

 

このblogを介してのなにかしらの氣づきやシェアも大歓迎です。

 

ご連絡お待ちしております。

 

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kuzira826@yahoo.co.jp

茂藤かおり

 

 

 

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