2020,2,27
レッスン27
何にもまして、私は真に見たい。
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今日の主題概念は単なる決意よりも強いものを表現している。
それは、あなたの欲求の中で心眼を最優先しているということである。
自分が本気でそう思っているかどうか確信がないという理由で、
あなたはこの主題概念を使うことにためらいを感じるかもしれない。
それでもかまわない。
今日の演習の目的は、
この概念が完全に真実となる時を少しでも早めることにある。
(1:1~5)
何にもまして真に見たいと言うと、
どうしても何らかの犠牲が求められていると信じたくなるかもしれない。
もしも何の付帯条件もないことで不安になるようなら、
次のようにつけ加える。
心眼(ビジョン)は誰にも代価を求めない。
それでも損失に対する恐れがまだあるようなら、さらに次のようにつけ加える。
それは祝福を与えるだけである。
(2:1~5)
誰かと話していたり、ほかのことで忙しくしているときでも、
これを行うのは難しいことではない。
何でも妨げることなく、一つの短い文を自分に繰り返すことは可能である。
(3:5.6)
真に問うべきことは、あなたがどれくらい頻繁に思い出すか、ということである。
また、あなたはどれほど今日の概念が真実であることを望むのか、
ということでもある。
この二つの問いのうちどちらかに答えれば、
他方にも答えたことになる。
おそらく主題概念の適用を忘れることが、
数回もしくはそれ以上あるだろう。
そのことで心を乱さず、思い出したらまた、
その後は予定通り続けるように努力すればよい。
一日のうちに一度でも今日の概念を繰り返しながら完璧に真摯になれたと感じたら、
何年分もの努力を省くことができたと確信してよい。
(4:1~6)
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何にもまして、私は真に見たい。
その意欲だけを求められていたのです。
そしたらそこにある「確かさ」に触れるのです。
たったこれだけでよかったのです。
忘れたら、また思い出すだけでよいのです。
どこまでも優しい。
観音様の手のひらで優しく見つめられたまま日向ぼっこをしているのですね。